いい天気~ですね。
外で仕事したい(笑)
一度PC持ち出して庭で作業してみましたが画面が見づらくて中止~
こんな場所で仕事出来たら気持ちよさそう
ほしい
さて、身体の話です。
今日のお話は頚椎の牽引療法です。
手や腕のシビレの症状は首の椎間孔(神経の出る穴)が狭くなることで出ることが多くあります。
そこで狭くなった穴を拡げるために
首を引っ張る頚椎牽引
こんな感じ↓
この頚椎牽引。けっこう良くなる人います。
私の感覚的には軽症の患者樣であれば良くなる人も多い。
ガイドラインの治療の推奨グレードはやってもやらなくてもどっちでもいいレベル。
研究の数が少ないのが理由です。
ガイドラインは多くの有識者が必死で文献調べて作成する素晴らしいものです。
治療の方向性を決めるために知っておくべき知識です。
でもガイドラインは参考にしますが全てではありません。
頚椎牽引で症状が改善する患者樣もけっこうみてきました。
上手く椎間孔が拡がると症状は改善します。
でもですね。
固い部分と
柔らかい部分
同時に引っ張るとどうなるでしょう?
柔らかい部分がいっぱい伸びて
固い部分は動いていない
なんて状態になります。
首の骨は7個あります。
下の方がよく悪さをします。
頚椎5番と6番と7番なんかの症状はとっても多いですね。
↑こんな感じで引っ張っても
柔らかい上の頚椎ばっかり動いて
肝心の頚椎5番と6番と7番は全然動いてないなんてことは多くあります。
また頚椎はそれぞれの関節で角度が異なります。
首を引っ張る角度が大切です。
上の頚椎をひっぱりたい場合は前方5~15°にひっぱる。
下の方の頚椎をひっぱりたい場合は前方15~25°にひっぱる。
頚椎疾患でよく悪さをするのは頚椎5番と6番と7番!
下の方の頚椎なので~
そうですね!前方15~25°にひっぱると症状が改善しやすいです。
症状にあわせて牽引の角度まで気にしてくれる病院は素晴らしい病院です。
よく見る頚椎牽引はおもいっきり真上にひっぱられている(笑)
それじゃ絶対に良くならないよ~ってみる度に思います。
病院が設定してくれないなら自分でやってもいいです
下位頚椎をひっぱりたいなら
イスを少し後ろにひく!
そうすると前方に牽引角度が増えます。
下位頚椎の症状改善のポジションになりやすいです。
まあ、色々書きましたが
上手い人に症状をみながら手でひっぱってもらうと一番効果的です。
ピンポイントでひっぱる
ねじれ、回旋側屈等の操作も
ピンポイントで手でしてもらうのが一番早いっす!
頚椎は繊細な部分なので優しくしっかりと症状を確認しながら
無茶すると危ないので検査もしっかりと行った方がいいです。
少しでもあなたの頚椎症が良くなると
嬉しいです~
ではまた!