絶対に知ってほしい知識です!
ギックリ腰になっても……安静にしない!!!
第5回(毎週木曜日 8:20~) FMウイング
番組「理学療法士が伝えたい!知ると得する腰痛予防!」
第5の内容です~
今回の内容は「ギックリ腰」急性腰痛です。
日本ではギックリ腰になると安静を進められて寝ていることが多いですよね。
下手するとお医者さんにも「安静にして寝てなさい!」なんて言われることもあると思います。
間違いです。
ギックリ腰「急性腰痛」では安静にしてはいけません。
もちろん激しい運動もしてはいけません。
日常生活を続けることが大切です。
仕事も痛いけど無理をしない範囲で出勤するほうが良いとされています。
ギックリ腰で4日間位寝込んでしまうと……
慢性化しやすいのです。
慢性腰痛の定義は3ヶ月以上の期間の痛みです。
安静にすると結果長引くことがわかっています。
慢性腰痛には通常のロキソニンなどの痛み止めも効果が低くなり
活動性も低下します。
人生の質「QOL」や幸福度も低下するといわれています。
オーストラリアで国をあげてキャンペーンをうちました。
「腰痛に屈するなキャンペーン」です。
TVコマーシャルや啓発運動、様々なメディアで周知されました。
結果、医療費は20%低下しその経済効果は33億円とのことです。
腰痛になった人の2/3が一年後に何らかの症状が残っている
腰痛になった人の再発率は80%などのデータもあります。
腰痛は繰り返す疾患です。
最初の適切な対応がとても大切です。
ギックリ腰になっても安静にしない!
是非、覚えておいて下さい。
ご質問などは問い合わせフォームからお願いします。
[…] 初期の適切な対応が大切です。(知らないとず~っと痛い人生になります。) […]